ネコとミミズで森林伐採

良心的な情報で、肥沃な大地をえぐります。

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没にした卒業文集

私は12年間この学校に通っている。
考えてみれば凄いものである。
目をつぶって通学路を歩く自信がある。
実際、目をつぶって歩いた事がある。
当時は学校に通って六年目だったので上手くいかなかったが、今は大丈夫に違いない。
 
 無事に座頭市状態で学校に着いたら、上履きを履いて教室に向かうだろう。
ここで階を間違えたら大変である。
もし見知らぬ人が、目をつぶったまま自分のクラスに入って来たら、どうなるであろうか。
きっと筆箱が飛び交い、チョークの粉が舞う地獄絵図と化すだろう。

 無事に三年八組に到着したら、自分の席に座る。
そうすると、友達が話し掛けてくるはずだ。
「何故目を開けないの?」
そしてこう答える
「私には世の中が見えすぎてしまったのだ。」
もはやその友は話しかけて来ないだろう。

 そうこうしているうちに授業が始まる。
この文を読んでいる方は、心配するかもしれない。
もし先生にあてられたらどうするのかと。
しかし心配はいらない。
寝てしまえばいいのである。

 次の課題は昼御飯である。
食券を持って、長蛇の列を並ぶのは困難だろう。
残された道は自販機しかない。
百円を入れて、ボタンを押せばパンが出てくる。
食べたいものは選べないがしょうがない。

 そして午後には体育の授業がある。
ココが正念場だ。
まず体操服に着替える。
この時、前後逆にジャージを着てしまうかもしれない。
着た後に、必ず胸の刺繍を確認することが重要だ。
着替えて体育館に着いたら、準備体操を無難にこなす。
しかし、どうやって目を開けずに体育をやれというのだ。
そして仕方なく目を開ける。

 その時見えた光景が、隣の女子高の体育館だったら・・・
もう一回目を閉じなければならないであろう。
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